看護部

看護部の紹介

「5配りのある看護」―感じる心を大切に―

写真:看護部

私たちの考える「5配りのある看護」とは、患者さんの個々の思いや考え、多種多様な不安や悩みをいち早く気づく気配り。しっかりと観察し、異常の早期発見できる目配り。専門職としての安全で確実な技術の提供ができる手配り。患者さんの不安や思いにしっかりと傾聴する耳配り。心のこもった温かい看護の提供をすることができる心配り。この5配りを専門職としての知識・技術を駆使して看護を実践することである、と考えています。 そのためには、自分たちの五感をしっかりと使い「感じる心」を大切に育んでいくこと。それが水島中央病院の看護部の理念につながっていきます。地域の皆様に確実で専門性の高い看護の実践を目指しています。ひとり一人が看護のやりがいを感じることができ、自ら学ぶ力を尊重し、専門職としての能力を向上させ、働き甲斐をもってキャリアアップできるように支援し続けていきたいと思います。

看護部長 窪田京子

教育

―なりたい自分になれる場所―

写真:看護部

「看護職員一人ひとりが人間的に成長する」「時代の変化に即応した質の高い看護サービスを提供できるための看護職員の育成」を看護部の教育目標に掲げています。一人ひとりの看護職員が、専門職としての自覚と責任を持ち、実践を通して成長していくことが出来るための体制を整えています。患者さんに満足していただけるような質の高い看護が提供でき、患者さんの心に寄り添える看護師の育成を行っています。

内科系外来

―人に優しい内科系外来―

写真:看護部

内科系外来は、内科外来・小児科外来・眼科外来・内視鏡センターから構成されている部署です。患者さまの心に寄り添い、思いやりのある看護の実践がおこなえる優しい内科系外来をめざしています。他部署との連携を密にし、多職種と協働することで、質の高いチーム医療をおこない、安心・安全な医療の提供ができるよう取り組んで参ります。

外科系外来

―チームワークを大切に、豊富な経験を生かした看護を提供しています―

写真:看護部

外科系外来は、病院の「顔」ともいえるところで患者さんをお迎えする玄関です。 「この病院に来てよかった」と思ってもらえるような対応を心掛け、看護師・クラーク共におもてなしの心で日々頑張っています。外来での関わりは短時間ですが、「そのとき」の出会いを大切にし、温かい思いやりのある外科系外来を目指しています。

手術室

―手術期(術前・術中・術後)を安全で、質の高い看護を提供します―

写真:看護部

当院の手術室は4部屋と血管造影室が1部屋あります。手術室を利用している診療科は、整形外科、外科、脳神経外科、泌尿器科、皮膚科、形成外科、内科です。 手術室内では、不安や緊張を和らげるために、音楽が流れています。日頃聞きなれている音楽や好きな音楽がありましたら、その音楽を流すことができますのでご持参ください。スタッフ全員で患者さんの安全第一をモットーに、安心して手術をうけて頂けるよう、医師と共に最善を尽くして治療・看護にあたっております。

4階病棟

―患者さんの『今後』を見据えた看護を目指しています―

写真:看護部

整形外科・脳神経外科を主とした急性期と地域包括ケアの混合病棟です。緊急入院や術前後の患者さんが多く、元の生活に1日でも早く戻れるよう、多職種でカンファレンスを行っています。 4階病棟のいいところは、明るく、元気なところです。多忙な日々の中、助け合い精神で声を掛け合いながら安全・安心な看護を提供ができるようスタッフ一丸となって頑張っています。

5階病棟

―思いやりのある看護を目指します―

写真:看護部

5階病棟は急性期の内科、外科、泌尿器科の混合病棟です。入退院や検査、手術が多く忙しい毎日の中、患者さんに何が必要か、何を望まれているか、患者さんやご家族の思いを考えながら日々の看護やケアにあたっています。その中で働くスタッフは子育て中の人から新人を含め、年齢の若い人が多い病棟です。皆で協力し助け合い、常にコミュニケーションをとりながら看護を行う和気あいあいとした職場です。

6階病棟

―多職種のチームワークを大切に、患者様の入院生活、リハビリを支えています―

写真:看護部

6階病棟は回復期リハビリ病棟です。看護師、介護士、リハビリセラピスト、退院支援看護師が協力し患者様個々のゴールへ到達できるよう援助しています。 患者様の人権を尊重し、入院生活を支え、安全を第一に考え看護を提供しています。

糖尿病認定看護師

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内科外来に所属し、糖尿病を持つ患者さんやご家族に対して、外来・病棟スタッフや多職種と協働し、療養生活や治療に関する相談・支援、フットケア等を行っています。また、糖尿病ケアサポートチームの一員として糖尿病教室も行っています。 糖尿病患者数は増加しており、病態や治療も複雑化しています。糖尿病をもつ人として病状や心理状態に沿いながら、その人らしい療養生活が送れるよう患者さんやご家族と一緒に考える支援を行っています。

石井 正子

特定行為看護師

写真:看護部

2015年10月1日から実践的な理解力、思考力及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技術の研修を終了した看護師が、診療の補助として手順書により21区分38行為の特定行為を行う事が可能となりました。 医師と連携を図り臨床業務の役割分担を行い、看護師特定行為手順書に基づいてタイムリーに行為を提供することで患者さんのベッド・病室での待ち時間の短縮や、早朝に必要な医療の提供へスムーズに移行できるよう援助します。

長谷川 暁子

特定行為看護師

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2020年度特定行為看護師研修を約1年間行い、創傷・瘻孔関連特定行為研修終了し、2021年度から活動開始しました。現在、胃瘻交換・ドレーン抜去・創傷皮膚や褥瘡処置を主に、病棟のみならず外来でも活動を行っています。長谷川看護師は呼吸管理関連における特定行為を行い、お互いの分野が違うことで、より幅広く医師との連携を図り臨床業務の役割分担することでタイムリーに医行為を実践し、患者様にスムーズな医療の提供を心掛けて活動しています。今後も、病院理念に沿った地域貢献・信頼のもとにあたたかい医療を提供できるように活動していきます。

野村 恵美

特定行為看護師

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2022年度に看護師特定行為研修の術中麻酔管理領域パッケージを受講し、修了しました。当院では岡山大学附属病院・川崎医科大学病院の麻酔科医師の指示のもと、術中において、安全に医療と看護を提供できるように、その架け橋となるような役割を担っています。今後も周手術期患者さんの精神的・身体的な負担の軽減及び、より良い援助の提供ができるよう努めて、また、経験を積むことによって自分自身も成長していけるよう日々尽力していきたいと思います。

馬生 弥生

特定行為看護師

写真:看護部

2022年度の看護師特定行為研修を修了しました。手順書に基づき、医師の指示のもと患者さんにタイムリーな医療が提供できるように活動しています。患者さんの最も身近な存在として、安心安全な看護・医療を考えることができるように自己研鑽に励んでいきたいと思います。

岡野 彩香